稲沢の家 ~スパイラルのある家~
●設計事例の所在地:
愛知県稲沢市
●面積(坪):
46.3
●建物の種類(大分類):
住宅関連
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
駅前交差点より
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
交通量の多い交差点の角地に建てられた都市型住宅です。
建築主である若夫婦の要望は、「自然を感じられ友達が大勢集まってくる家」でした。
敷地の周りには建物が建っていないため全方面のプロポーションに注意を払い30坪という狭く限られた敷地を、いかに開放的に豊かな空間とするかが重要な課題でした。
南にガレージ、北に住宅を設けてその間を玄関通路や螺旋階段(スパイラル)で結びました。各ボリュームを水平・垂直に連ねることで、心理的な奥行きを感じられる様に工夫しました。アプローチの格子の大きな門扉は、普段は都市の街並みに対して閉じていますが、訪問者を迎え入れる時には大きく開き歓迎します。
唯一、大通りの交差点から内部の様子を伺える部分の螺旋階段(スパイラル)は、ショーケースに収められたパブリックアートとして、この街に寄与すると考えています。
この建物が街並みに馴染み街をリードしていける存在になればよいと願います。
その他の画像: